About Master Koda

半導体エンジニアです。テクノロジーや読書について書いています。

悲しみに、こんにちは

飯田橋ギンレイホールにて「悲しみに、こんにちは(原題:Estiu 1993)」を観た。スペイン映画。

感想

物心つく頃のみずみずしい記憶を鮮明に表現した作品。主人公の少女、フリダは両親を亡くし、預けられた家で自分への愛情を感じられずに過ごす。全てが何気ない日常を描いているのだが、フリダの不安、幼少期の焦燥感、妹と戯れる明るいシーンから死の危険を感じるスリリングなシーンまで、多様なシーンの数々で構成されている。監督の実体験を元に作られたようで、この映画は「表現」というよりも一つの「記憶」として観客を魅了するものに感じた。少し前に万引き家族を見ていたからか、家族とは何か、家族間の愛情とは何か、共通したテーマがあったように思えた。

キャスト

主演の少女はライア・アルティガス。妹役がパウラ・ロブレス。