VDD/GNDベタで作られる抵抗値と容量値の考察
4層基板を設計をする際に、2層と3層はそれぞれGNDとVDDにすることが一般的だ。
GNDとVDDのベタ配線では
- 抵抗値は低く
- 容量値は大きく
作ることが良いとされている。
抵抗値の計算
35umの銅板の1cmあたりの直流抵抗は、銅の電気抵抗率から次式で表せる。
[Ω/cm]
W : 導体幅[㎜] 銅箔の温度:20℃ 導体厚:0.035[㎜]
参考:http://www.tij.co.jp/lsds/ti_ja/analog/powermanagement/hints/power_sel_hint52.page
容量値の計算
[pF]
εr=4 d=1mm と仮置きして式を簡単化すると、
[fF]
この簡略式は元の式と比べて倍半分の精度は出ないが、桁はおおよそ合う。
参考:https://www.zuken.co.jp/club_Z/z/analog/004/ana_101125_1.html